導入事例 No.04
CASE

トップ導入事例 > 高知医療センター

高知医療センター

心臓カテーテル治療・検査環境におけるクリアトークカム導入について
(レポート・インタビュー)

 2015年3月で開院10周年を迎え、【医療の質の向上】 ・ 【患者サービスの向上】 を目標に、高知県の中核医療機関として良質で高度な医療を提供している高知医療センター。設置されている6つのセンターの1つである循環器病センターでは、毎年1000~2000例に及ぶ心臓カテーテル治療および検査を実施し、常に体に優しく安全性の高い循環器治療を行っております。その大切な医療現場において、さらなる医療の質の向上を実現していくためのツールの一つとして、クリアトークカムを採用いただいております。

導入事例として、主にご紹介したいのは、以下の3点です。

1.従来のスピーカー・マイクを利用したオペレーションと比べ、患者様に与える精神的な負担が減ること。
2.治療に関わるスタッフ全員の負担が減少すること。
3.医療機器が動作する環境下でも問題なく使用できること。

 クリアトークカムを導入いただく以前、アンギオ室とオペレーターのコミュニケーションにはマイクとスピーカーのシステムを利用されておりました。ここで問題になるのが、カテーテル現場に置いては患者様にも通話内容が聞こえてしまうということ。患者様の精神的なご負担をなるべく軽減させるためには、マイクとスピーカーでのやり取りを変える必要があり、色々と模索した結果、その手段の1つとしてインカムを検討したという背景があったようです。

 クリアトークカムは、明瞭な音声で双方向同時通話のグループ通話をすることができ、自由なコミュニケーションを行うことが可能です。マイクを近づければ小声でも会話することが出来るため、声量を抑えて会話しなければならない環境にも対応可能です。

採用いただいた細木循環器内科長にクリアトークカムについてご質問をいたしました。

Q1. クリアトークカムを導入してどのような効果が出ましたでしょうか?

 第一に、患者様に不安を与える要素が入った会話をスムーズに行えることで、治療・検査に集中することが出来ました。当院での検査カテーテルでは、執刀医を1名として、もう1名がセカンドオペレーターとしてつきます。クリアトークカムを導入するまでは、アンギオ室に移動して指示をすることも多かったのですが、導入後は、入室しなくても外から的確な指示が出来るようになっただけでなく、被曝しないで済むという利得も出るようになりました。また、医師同士のコミュニケーションをインカム装着者は漏れなく聴こえるため、記録スタッフを含めて、全体の動きもかなりスムーズになったように思えます。

Q2. 導入前の懸念事項はありましたでしょうか?

 医療機器に与える影響と受ける影響の懸念がありました。クリアトークカム以前に使用検討していた製品(2.4GHz帯域使用の簡易型インカム)は、実際の環境下ではノイズが入り会話にはならなかったので不安がありました。
 クリアトークカムは以前の機器と比べ、ノイズもなく明瞭な音声で快適に使用出来ております。

 細木循環器内科長のインタビュー内容にもありました通り、クリアトークカム以前に導入検討した製品は、2.4GHz帯域を利用した簡易型インカムでした。ところが、実運用試験を始めた際、会話にならないくらいのノイズが入ってしまい、使用に耐えうるものではないということで、別製品の検討をせざるを得なくなったとのことです。これに比べて、クリアトークカムはノイズがなく快適に会話を行うことができたことで、大きな評価をいただいております。

 クリアトークカムは比較的混信が少ない5GHz帯域を利用し、ノイズが少なく明瞭な音声で通話することができます。5GHz帯域は、電子カルテのインフラでも多く使用されており、医療機器に与える影響は少ないという試験結果もでております。(電子カルテが使用しているチャンネルを避けてアンテナ設定をすることが可能です。)

 医療現場における、『オペレーションの向上・患者様へのサービス向上・環境改善』を実現していくためには、様々な取り組みが必要になるだけでなく、かなりのエネルギーも要すると思います。クリアトークカムは、【医療現場の改善を図れる唯一のインカム】を目指し、少しでも医療機関の皆様のお役にたてるよう、価値を提供し続けていきます。