システム構成
専用サーバーと無線LAN環境があれば既存のネットワークを使っての導入も可能です。
10人以下の少人数から100人以上の大人数まで、幅広い人数をカバーできます。
サーバーは20人用と40人用を用意。さらに子機40台用サーバーを最大3台連結することで、最大120人の双方向同時通話が可能。
グループは標準で4グループまで分けることができる
※オプションで最大16グループまで追加が可能
アンテナ増設でフロアをまたいだ通話が可能
グループをまたいだ一斉通話や、各子機への個別通話も可能
※SIP電話機(オプション)使用時
スタンダードSIPサーバー・SIP電話機・HUB・アンテナ・子機(最大120台)
※子機が20台以下の場合、サーバーは「コンパクトSIPサーバー」の使用になります。
スマートフォンアプリケーション
クリアトークカム®の全機能を
スマートフォンでも使用いただけます。
システム拡張の活用例
拡張機能を備えた多彩な応用通信。外部機器との親和性に優れたクリアトークカム®。
ヒアラブル インターフェース
各種システム連携を行うためのインターフェース装置「音声連携ユニット(TBE-ACCPU2B)」より、ヒアラブル(音声連携)インターフェースが標準搭載されました。
簡単なインターフェース(HTTP)にてテキストを送り込むことにより、弊社インターカム内にテキストから変換された流暢な音声を流すことが可能となります。
※インターフェース仕様書の公開にはNDA(秘密保持契約)が必要です。
介護向けIOTセンサー 排泄介助センサー 等 | |
見守りシステム 睡眠/離床センサー 等 | |
その他センサーシステム 各種センサーとの連動でアラームを発信することが可能 |
介護向けデバイスメーカー様との提携で続々広がる拡張性
クリアトークカム®はそのフレキシブルな連携システムと拡張性を活かし、さまざまなメーカー様の介護向けIoTデバイス、介護向け見守りシステムとの提携を随時進行中です。
ナースコール連動の取組み
従来のPHSによるナースコールへの対応をインターカム音声通知へ変え、通知があった際、対応できるスタッフ同士で会話を行って、ケアスピードと対応の質向上を目指していただく業界初の取り組みです。
また、PHSに代わりスマートフォンが台頭してきておりますが、立ち止まる・誤操作・操作の煩わしさを緩和し、端末をポケットから取り出して確認することなくスピーディーに対応することが可能になります。
メリット1.グループ通話による生産性向上と精神的負担の軽減の両立
⇒『誰が行けるのか・どう対応するのか・どのような状態なのか』をすぐに共有でき、ヘルプ・指示出しを含めて様々な負担を軽減し、ケア能力の向上を図ることが可能です。
また、PHSなどでは順次鳴動の運用となり、どうしても初動が遅くなりがちですが、グループ全員に一斉通知することで、初動を早めることが可能です。
メリット2.無駄な機能を排除し、扱いやすく・分かりやすくを実現
⇒端末を取り出して確認をする必要が無いため、慌てる必要がありません。また、スマートフォンは良くも悪くも色々なことが出来てしまうため、複雑なAPP操作を覚えなくてはならず、操作自体も立ち止まらなくてはなりませんが、そのような煩わしさから解放されます。
メリット3.導入コスト削減
⇒施設規模にもよりますが、PHSと比較すると通信用アンテナ敷設数が少数になる傾向にあるため、投資コストを抑えて運営に入ることが可能になります。また、クリアトークカム®のシステム自体、医療機器に与える影響が少ないため、安心してご使用いただけます。
※本システムには、株式会社エーアイ製 音声合成ソフトウェアが使用されております。
▼システム構成図
音声入出力ユニット (TBE-SIO)
TBE-SIOにインターカムのグループを設定し、グループの会話をスピーカーに出力したり、マイクからグループに対して通話を行うことができます。
また、外部音声やBGMをインターカムグループやスピーカーに送ること、AUX端子を持つ外部機器に送ることなども可能です。
※グループは単独グループのみ選択可能。複数グループの選択はできません。
4入力・・・MIC IN×2、LINE IN×2
※カスケード入力はLINE INを使用
※カスケード出力は4つのをスルー出力
3出力・・・LINE OUT×2、カスケード出力×1
ワイヤレス音声拡張システム
無線レシーバーをパワードスピーカーに接続する事で、5m以内の専用トランシーバーとの通信が可能となります。
送話先切り替えボタン付きの専用ヘッドセットの使用で、手元のボタンから送話先をインターカム/パワードスピーカーに切り替えることができます。